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Wed. 11.13.2002
富岡光学のレンズがついたリコー35デラックスが入荷したので、最近、評価の高い富岡光学についてちょっと調べてみた。
富岡光学の歴史は古く、戦前戦中は軍に納める光学兵器、また戦後は下請けと言っては失礼ながらあらゆるメーカーのレンズを設計製造していた経緯があり、古くはコーフレックスが大ヒットした時代、製造が追い付かずそのレンズの一部を富岡光学が製造したという話も又聞きした事があります。 他、リコーやチノン等の各種一眼レフ用交換レンズ、ヤシカ用交換レンズの設計製造の後ヤシカの傘下の会社となります。更にその後の京セラとヤシカの合併により、現在は京セラオプティックスと社名変更して日本製京セラカールツァイスレンズを製造しているそうです。 以下、ネットサーフィングで見つけた内容 突然、レンズの話。 現行CONTAX用カールツァイスレンズは、ほとんど”メイド・イン・ジャパン”。 まぁ、人それぞれ思い入れがあるもので、 ドイツ本国製を信仰している方もいれば、 日本製の方が写りがいいという方もいる。 (ちなみにワタクシは・・・レンズ個体差の方が大きいんじゃねーの?とまったく無頓着。) ”日本製ってことは・・・日本にカールツァイスの工場があるの?”と思うのは早合点で、 京セラ(グループ)にレンズの製造を委託しているというのが事実。 京セラグループの中には”京セラオプテック”というレンズ製造会社がありますけど・・・ もともとはヤシカが傘下に納めていた”富岡光学”という名前だった会社です。 この富岡光学、OEM供給主体であるためか表舞台には登場しないものの、 ヤシカブランドのレンズから想像するに”イイ仕事をする”というのが ディープ・マニアの定説になっている模様。この認識は間違ってないだろうし、 実際、ヤシカMLレンズってなかなかいいらしいんですよ(あ、ズームは除く{笑}) ところが、この意味を拡大解釈をしているのか、 ”日本製ツァイスレンズの性能を支えているのはトミオカの技術力だ!” とノタマウ輩がいるらしいんですナ。 確かに製造品質はそれなりのレベルが確保されているでしょうし、 日本製のレンズであっても本国ドイツ製にまったく遜色ないばかりか、 ”日本製しかない名レンズ”さえ生み出しているのも事実です。 が、ワタクシ、カールツァイスの凄さの大部分は ”抜群の透過率を誇るT*コーティング” だと思っておりまして、これについてはこんな話を聞いたことがあります・・・ -------------------------------------------------------------------------------- レンズ用のガラスというのは一枚一枚、分光透過特性が違う。 さすがに全数とはいかないけれど、 コーティング前のレンズを釜一つ毎に抜き取ってドイツに送ると、 ツァイスの人間が蒸着物質をアタッシュケースにつめてやってきて、 ”これでお願いします(ホントはドイツ語だよね、きっと{笑})” と言い残し本国に帰る・・・(ちなみにZeissといえばショットガラスですけれど、 国産はHOYAが担当しているとか) -------------------------------------------------------------------------------- すなわち、いくらトミオカに技術があろうとも、 設計、製造、検査のすべてがツァイスの完全なコントロール下にあるわけで、 まさに”カールツァイス財団が日本で生産したレンズです”というのが正解。 さらにいえば”京セラオプテック”が現行国産CONTAXレンズの製造を 100%請け負っているかというと、そうとも言い切れない部分もあるし(謎が多い)。 ブランド名をライセンスしているコシナ=フォクトレンダーとはまったく状況が違うワケ (こちらはコシナ製レンズにフォクトレンダーの名を被せているだけですから、 レンズ性能はコシナの技術力によるものですよ、当然)。 この辺の事情を知ってか知らずか ”トミオカ、トミオカ”と騒ぐのは如何なモンでしょう・・・。 やはりプラナーは”ツァイスのプラナー”だし、 T*コーティングは ”ツァイスのT*コーティング” という事実は変わりようはない・・・。 逆に言えば”トミノン55mm/1.2”を取り上げたくらいで トミオカの技術力を推し量るのはそもそも無理な話なんですけどね。 ”え、こんなところにもトミオカが・・・” ってことだってあるんですよ・・・教えられないけど{笑}。 (LINK)#tomioka |
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Wed. 11.13.2002
もう北陸は紅葉や落ち葉というより、枯葉の季節。オフィスの駐車場の水たまりに落ちた葉っぱが寒々しい。
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Tue. 11.12.2002
久しぶりの日記です。まるでどんでん返しのような仕事の展開で、クラカメ堂の更新を長らく休んでいましたが、ようやくそれも落ち着きかけ、クラカメ堂も再開です。またよろしくお願いします。
クラカメ堂 店主 |
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Thu. 07.18.2002
昨日、居酒屋のランチを食べた後、向かいにあった古本屋で荒木経惟・陽子夫妻共著の『愛情旅行』を見つけた。陽子さん、初期の写真集の表情は、固く暗いものが多かったけど、この頃の写真で見せる表情は柔らかく、優しい。
90年の1月27日にガンで亡くなった陽子さん。陽子さんなしでは天才アラーキーは生まれなかったのは、荒木氏本人も認めているところ。 『愛情旅行』では、荒木さんと陽子さんの二人で行く旅を陽子さんが綴り、荒木さんが写真を添えた。アラーキーが撮った陽子さんの写真を見ると、僕はいつも切なく、愛しくなってしまう。 何て素敵なパートナーなんだろう。素敵なパートナーと生涯を送れる人は、どれくらいいるのだろう。(写真は、『愛情生活』のものではありません。) |
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